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日本高配当株 指数(指標)分析による購入銘柄の決定(MINKABUトップページ編)

前回までのプロセスで、日本株約3820銘柄を180銘柄に絞り込みました。この中から実際に購入する銘柄を決定していきました。

前編として、MINKABUサイトから得た指数(指標)情報により「直近の過去~未来の見込み」と比較的短い期間の情報を参考にしたフィルタリング方法です。

目次

株式関連指数による選定(フィルタリング)

株式に関する指数(指標)はたくさんありますが、日本の高配当株を選定するのに有用とされる指数(指標)で、180銘柄程度を更に絞り込み実際に購入する銘柄を決定します。

ここに、中短期目線など自分の投資方針も織り込んできます。最終的に74銘柄を購入しましたが、この段階で銘柄数は決めていませんでした。

大きく、この4つの指数(指標)で購入銘柄をフィルタリング

  1. 配当に関する指数(指標) (MINKABU)
  2. 株価との比較指数(指標) (MINKABU)
  3. 決算情報 (MINKABU))
  4. 比較的長期の指数(指標)推移 (IR BANK)

このページでは、私が行った1~3のMINKABU情報を用いた実際のフィルタリングを記載しています。

その過程の中で、ゆるーくランク分け

順次、購入していかなければなりませんが、どの銘柄をいくら購入するのかを決めていなかったので、大きく仕分けしました。

  1. 絶対に購入する銘柄
  2. 優先して購入する銘柄
  3. 銘柄数の調整で購入を検討する銘柄

MINKABUトップページ情報でのフィルタリング

MINKABUの銘柄トップページは、下のようになっています。
私はまず、①~④の項目をチェックします。

①配当利回り

最も重視する指標。基本3%以下はさようなら。中短期目線なので出来れば4%以上欲しい。配当利回りが4.5%以上あれば、他の指標が悪くても一旦残す。

長期目線ならば、もっと現在の配当利回りが低くても、連続増配や無減配の年数が長い銘柄も候補になります。

②PBR(株価純資産倍率)

会社の純資産(価値)に対する株価(市場評価)の指数。1.0倍でトントン(純資産=株式評価)となり、1倍より大きいと純資産に対して高く評価されているので割高、逆に1倍より小さいと割安となる。

PBR(株価純資産倍率) = 株価時価総額/純資産

小さいほどいいが、原則1.2以下、他の指標が良くても最大2.0倍で原則足切り。

ただ、PBRが小さければいいかというとそうとは言えず、PBRが小さい≒その企業に魅力が無く割安に放置されているともとらえることもできます。
とはいえ、低PBR企業は成長のポテンシャツを持っていることも確かです。

③PER(株価収益率)

株式価値に対する当期(1年間の)純利益で、稼ぐ力の指標になります。株価が除数の分子になるので小さいほど割安となります。

PER(株価収益率) = 株価時価総額/当期(1年間の)純利益

100円の資金で20円利益を出せればPER5.0倍、100円の資金で4円の利益なら25.0倍となります。

こちらも小さいほどいいですが、15倍程度が目安らしいです。他の指数とのバランスもありますが20倍以下を基準として、最大でも30倍程度としました。

④株主優待の有無

原則、単元未満株(100株未満)でポートフォリオを構成しています。なぜか?

単元株とは原則100株単位。それ未満は 単元未満株となります。

郵送物の管理が煩雑

個別株を単元株となる100株以上購入すると配当、中間配当、株主総会資料や株主優待がある銘柄では優待の物品などなど一社だけでも年間数通の郵便物などが送られてきます。これが数十社分あると考えると恐ろしい。

開封/取り出し/内容確認/取捨選別/仕分け/保管/個人情報に注意しながらの廃棄など、ただでさえ公私ともに多忙な50代社畜にそんな時間は捻出できません。
もし、きちんとやろうとすると社業、家族との時間、個人の時間、何かしらを犠牲にする必要が出てきますが、今のところその価値を感じられません。

郵送物を減らしたい大きな理由がもう一つあるのですが、いずれお話ししたいと思います。

配当利回りが下がる

上記のような理由で単元未満株とした場合には、株主優待は受けられません。

配当金、株主優待品など株主への還元は、当期純利益(営業年度1年間に確定した実質利益)が原資となります。その一部を株主優待への物品/サービスへの代金やその処理経費に当てられば当然、純粋な配当金にかけられる原資は減少してしまいます。結果、配当金は減少すると考えられます。

私のように郵送物管理が面倒で株主優待を受けない場合は、株主優待が無い方が得になります。

株主優待も含めた総合配当利回りを重視する方や株主優待のように現物が届くのが楽しみな方なども多くいらっしゃると思います。あくまでも一つの考え方として理解していただけると嬉しいです。

重要!PBR(株価純資産倍率)、PER(株価収益率)は、業種/規模によって標準が異なる

私は、標題について認識はありましたが、時間もかかるため実際の購入時には配慮しませんでした。ダメな例です。

情報は簡単に得られますので、今から始められる方は是非参考にしてください。最新月のおおやけ資料が入手できます。

日本取引所グループ
その他統計資料 | 日本取引所グループ 日本取引所グループは、東京証券取引所、大阪取引所、東京商品取引所等を運営する取引所グループです。

MINKABU配当ページの「配当情報」指数情報でのフィルタリング

トップページのフィルタリングで残った銘柄は、更に深掘りしていきます。

ざっくり、配当利回り3.5%程度以上、PBR2倍程度以下、PER30倍程度以下。”程度”としているのは、何か突出していい指数がある銘柄や1項目だけが悪く残りの項目が優秀な銘柄など、そこでふるい落とすのが忍びない銘柄もあるからです。

ここまでで、そこそこ記事のボリュームも多くなったので、分割します。

次回、MINKABU配当ページの「配当情報」指数情報でのフィルタリング です。

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