定年退職までちょうど一年前のタイミングで慌てて高配当株投資を始めた理由です。同年代の方の参考になれば嬉しいです。
安定した配当金(分配金)を得るまでに時間がかかる
定年退職年齢60歳まで1年になり、高配当株投資について調べてみました。配当金を安定した所得とするのに半年~1年近くかかることがわかりました。
日本高配当株の配当は年2回、若しくは年1回
私の日本高配当株ポートフォリオでは、74銘柄中64銘柄(86%)が年2回配当、残りの10銘柄(14%)が年1回配当でした。
一方、米国超高配当ETFは毎月配当となっています。こちらをメインにする場合は、開始タイミングはあまり考えなくていいかもしてません。私のポートフォリオでは全体の1割ほどにしています。
実際に振り込まれるのは決算、中間決算後の2~3ヶ月かかる
日本企業の多くが3月決算。配当金を受け取れるのは2025年3月末の決算を経て、2025年6月後半の株主総会後にしか受け取れません。定年退職後の2024年9月に日本高配当株を始めると、一部企業の中間配当金しか期待できません。
下のグラフは、日本の上場企業のカテゴリーと決算月です(2023年10月18日の個人調べ)。
安定した配当が期待できるプライム、スタンダード市場では6割以上が3月決算となっています。
2024年9月分からの給与減を補填するには、遅くとも2024年の3月には始める必要がありました。
2023年9月に始めた理由
2024年の3月までに始めれば目的にかなうのに急ぎ始めた理由、みなさまの想像通りです(笑)
2023年9月末の中間配当がもらえる
高配当株を始めるには、やはり配当金が欲しいし、成果として早く実感したい。
私のポートフォリオでは日本高配当株80銘柄中47銘柄(59%)に3月決算企業の中間配当(9月)があり、その予想配当額は税引後9万円強。
目の前の配当は、正直魅力的でした(>_<)💦
本格運用の予行練習、助走期間と考える
高配当株式投資を始めるまで日本株には手を付けておらず、株式投資は主に米国インデックスETF、米国レバレッジETFでいずれも配当目的ではありません。
それが、考え始めて2か月、調べ始めて2週間で日本高配当株のポートフォリオはほぼ完成させました。実際の日付では2023年8月16日から8月28日。
9月は数種類の日本高配当株の入れ替えや買い増し・調整、米国超高配当ETFや米国インデックス投資信託の購入など行い、10月を前にピッタリ1000万円のポートフォリオを完成させました。
短い期間でしたが自分なりに考えたこのポートフォリオ。売買せずに1年間運用して、継続雇用後の給与減補填に「高配当株」と「インデックス取崩し」、どちらが自分に合っているか見定めていきます。
ポートフォリオの自己評価
繰り返しになりますが、80銘柄を実質2週間で買い揃えたため、丁寧な銘柄分析やカテゴリーの分散などできていません。
今後、各銘柄分析やカテゴリー分析を行い、何が良くてどこが失敗だったのか自己評価をしていきます。これから高配当株を始める方の参考になれば嬉しいです。
次回、日本高配当株の銘柄選定の流れ 具体的にどうした?
です💴
コメント